快適な生活を送る木の環境
木はあたたかく・冷めにくい
木はあたたかみを感じる素材です。木は熱を伝えにくい、細胞のすき間にたくさんの空気を含んでいるので、急激な温度の変化はありません。温かさを保つ力はコンクリートの20倍、鉄の200倍の優れものです。
床材料違いによる足の甲の温度変化
木は湿気を吸ったり・はいたり
夏はムシムシ・冬はカラカラ、日本は気候の変化が激しい国です。木造の室内では木が水分を吸ったりはいたりして、常に50%前後の湿度に調整してくれるのでとても快適に過ごせます。
足腰にやさしい木
木材は衝撃を吸収する働きが大きい素材です。さらに適度に弾力性を持っているので、足や膝・腰にやさしいのです。体育館や教室、住宅の床に適した安全な素材です。
材料で違う衝撃吸収率
木は目にやさしい
木を内装(壁・床・天井)に使うと、紫外線【波長の長い光】を良く吸収し、赤外線【「暖かみ」を感じる波長の長い光】を反射し、 まぶしさを抑えます。木の内装材は、心地よく、人が集まる憩いの場が生まれます。
音をまろやかにする木
木材は音を適度に吸収して、心地よく感じる音の範囲に調整してくれます。木材を使った部屋は「音がいつまでも響かず適度に反射する」ので音が聞きやすいと言われます。